ニュー・アイデンティティ

ウェブメディアBOLD 連載企画。
https://b-o-l-d.jp/newidentity
 
「人」とは何か、そして「わたし」とは何か、この問いの背景にはいつもテクノロジーの進化がある。
活字は情報を外在化させ、人は連続する思考を得た。船は未開の地を開き、人は出会うはずのない他者を知った。電球は時間を拡張し、人は自然という制限を失くした。計算機は自動化を生み、人は人以上の能力を夢見た。そして21世紀、人工知能は機械に存在を与え、人は生命について新しい議論を始めた。
人が作り出したテクノロジーは、人を知るための新しい視座を与え続けてきた。テクノロジーについて話すことは、人について話すことなのかもしれない。
この連載では、さまざまな研究者やエンジニアのインタビュー、論考によって、テクノロジーがどにように人の知能、身体、存在を広げゆくのかを考察する。また同時に、テクノロジーによるコントロールで人が本来持っている能力を奪われることや、不要な混乱や分断がうまれてしまう側面にも着目する。
それらを通し、サイトコンセプトである「人はもっと自由に生きることができる」に応える形で、テクノロジーによる自由と不自由に私たちはどうやって対峙するのか、またテクノロジーと共に生きる中で「人」とは何か、「わたし」とは何か、という根源的問いに新しく立ち向かうための思索の糧を提供する。
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